トレードに必要な3つの要素とは?

トレードに対する意識の持ち方、

いわゆるマインドセットができたとして、

次に必要なことはなんでしょう?

 

トレードで成功するために必要な要素は3つあります。

何だと思います?

 

経済・金融の知識?

日経新聞や会社四季報などからの企業情報?

はたまたインサイダー情報の入手方法?
(↑あるのかは知りません。)


どれも違いますよね?

まぁ、経済・金融の知識などは

教養としてはあった方がいいでしょうけど、

トレードの成功とはあまり関係ないです。


もっと本質的な話です。

もしかしたらもうご存知かもしれませんが、

大事なことなので書いておきます。

 

トレードで成功するために必要な3つの要素とは?

①売買ルール
②資金管理
③メンタル

この3つです。

 

では、ひとつひとつ見ていきます。

 

①売買ルール

もしかたら、あなたがトレードで一番気になる部分が

この「売買ルール」についてだったりしませんか?

 

確かに「売買ルール」は大切ではあるのですが、

3つの要素のうちの1つである、とういことは忘れないでください。

 

この「売買ルール」は、トレード手法と

言い換えてもいいかもしれませんね。

 

売買ルールは基本的に3つのステップで構成されます。

1.環境認識(セットアップ)

今の相場の状況が売買ルールを発動するのに適しているかを判断
(上げ相場?下げ相場?ボラが大きい?小さい?等々)

あなたの売買ルールにとって優位性(エッジ)があるかを確認します。

 

2.仕掛け(エントリー)

セットアップで優位性が確認できた場合に、

あらかじめ決めておいたポイントで売買をします。

 

3.手仕舞い(エグジット)

仕掛けた後は当たり前ですが手仕舞いが必要です。

手仕舞いについてもあらかじめどうなったら手仕舞うのか決めておきます。

 

手仕舞いのパターンはいろいろありますが、

基本は手仕舞いポイントを2つ用意するということです。

利食いと損切りですね。


「売買ルール」はこの3つのステップが、

しっかりと論理立てて構成されている必要があります。

 


②資金管理

どんなに優れた「売買ルール」を持っていても、

相場の世界で勝率100%はありえません。

必ず負けトレードが発生します。

 

そのため、手持ち資金を全額投入なんてことは

絶対にありえないわけですね。

 

まぁさすがにそんな人はなかなかいないとは思いますが。

では、手持ち資金のうちどれだけを

実際の売買に使うべきなのか?

その考え方が「資金管理」です。

 

「売買ルール」がどんなに優れていたとしても、

「資金管理」ができていなければ破綻は免れない、

と言えるほど重要な考え方になります。

 


③メンタル

優れた「売買ルール」を作り、

「資金管理」のルールについてもしっかり考えた。

 

でもそれでよし、とはなりません。

 

なぜなら、ルールを決めることと、

そのルールに従うことは別だからです。

 

どんな売買ルールでも負けが続くような不調期はあります。

そんなときにそのルールを続けるのは精神的にツライものがあります。

 

ドローダウンに耐え切れなくなっで、運用を停止したとたんに

そのルールが息を吹き返す、なんてことになるわけです。

 

また、負けが込んだ時に、熱くなってしまって

一気に取り返そうとロットを上げてしまう、

なんてことやってしまいがちです。

 

たまたまうまくいくときもあるかもしれませんが、

そんなことを何度も続けていたら、

必ず大きなダメージを受けてしまいます。

 

売買ルールや資金管理を決めたとおりに執行できるかは

メンタルによるところが大きいです。

 

以上がトレードで成功するために必要な3つの要素の概要です。

一応おさらいしておきます。

①売買ルール
②資金管理
③メンタル

次回以降、ひとつひとつもう少し掘り下げてみたいと思います。

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