ギャンブルとトレード

最近読んだ本(といっても途中までですが)で、
ちょっと興味深いものがありましたので、
軽く紹介します。

もっとも読み切ったわけでもなく、
自分なりの正当な評価もできませんので、
アフィリリンクは貼りません。

 

賭けの考え方

で、その本ですが、
「賭けの考え方」という本です。

中身は実はポーカーについての本です。

私は別にポーカーに興味があるわけでもないですし、
何となくルールを知っているくらいです。
(それさえも正しいのかはかなりあやしい・・・)

 

ずいぶん前に、どなたかのブログで紹介されているのを見て
ちょっと興味を持って買ったのですが、
そのまま放置してしまっておりました。

で、最近になって気づいて少し読んでみたのですが、
本書の中では、そのタイトルでもある「賭けの考え方」について、
7項目挙げられています。


1.ポーカーのさまざまな現実を理解し受け入れる

2.長期的視野でプレイする

3.金を儲けることよりも正しい決断を下すことを優先させる

4.金への執着を捨てる

5.自尊心を持ち込まない

6.あらゆる感情を決断から排除する

7.分析と改善のサイクルを継続的に繰り返す


・・・・・?
これってトレード本?


ポーカーの部分をトレードと読み替えても
そのまんま当てはまりますね。

一か八かの勝負をするような意味でのギャンブルとは明らかに違いますが、
一部のギャンブルとトレードには共通点が多いようです。


優位性のあるルールでプレイ(トレード)し続けることで、
大数の法則により統計の力が働き、
トータルではプラスになっていく。

ひとつひとつのプレイ(トレード)は、
ルール通りに執行し、結果には執着しない。

そこには感情のワナが潜んでおり、
それが最大の強敵であることも同じです。


興味のある方は一読を、
と言いたいところではあるのですが、
中盤あたりからポーカー用語が頻発し、
知らない人はついていけなくなる可能性大です。
(自分のことです、はい。)

なので、積極的な紹介はいたしません。


また、本書の中でこんな記述があります。

ポーカーは、
・短期的には運が物を言う。
・長期的には実力が物を言う。


これは、「マーケットの魔術師」の中で、
リチャード・デニスが言っていたことと全く一緒ですね。

「個々のトレードを見れば、それはほとんどすべて運だよ。
長い目で見れば(運の割合は)ゼロだね。まったくないと思う。
この業界で運が良かったので金儲けできたという人はいないと思うね。」

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