トレードは続けていれば上達する?
ものすごく久しぶりの更新になります。
かれこれ1年くらい放置していたような・・・
というのも、ここ1年くらいは、
これまでのイザナミを使った株のシステムトレード一筋から
少し幅を広げてみようかと模索していたこともあり、
かなりインプットに意識を向けていました。
で、あれこれと試行錯誤した後にたどり着いたのは、
FXの裁量トレード、です。
まぁ、ありきたりといえばありきたりなのかもしれません。
昨年夏ごろから3~4ヶ月くらいはひたすらインプット。
その後、デモトレードを開始して3ヶ月くらい経ったところです。
幸いなことにトータルプラスになっているので、
もうそろそろリアルに移行してもいいかな?
と考え始めているところです。
と、まぁそんなこんなで、ここ1年間くらいは、
自分の生活スタイルの中で、限りある時間をどこに振り分けるか考えたときに、
どうしてもブログの更新は優先順位が下の方になってしまっていました。
そんな中、思いもかけずコメントをいただきましたので、
久々に何か書いてみようかと思ったしだいです。
コメントいただいたのはこちらの記事
トレードはずっとやっていれば上達するのか?
という質問でした。
これって結構重要な問いだと思うんですよね。
この答えは、個々人の現状によって違うとは思うのですが、
ざっくり二つに分かれるかなぁと思います。
もし、現在、トレードでのある一定期間
(使っているタイムフレームにより異なる)の損益が、
トントンであるのなら、近いうちに勝ち組になる可能性は高いです。
トントンでマーケットから退場せずに生き残っている、
ということは、少なくとも資金管理は出来ていて、
それなりに規律のあるトレードをしている可能性が高いからです。
おそらくちょっとした気づきや改善でトータルプラスになると思います。
ですが、今現在、トレードでの一定期間の損益がマイナスであるのなら、
それを継続したところで、負け癖が付いていくだけです。
残念ながらトレードは長く続けていれば勝てるというものではないですし、
勉強し続けて知識・情報量が多くなれば勝てるというものでもないです。
では、どうすれば?
ということになるのですが、
それ以前に一つ確認しなければならない重要な事柄があるんです。
それは、
トレードで稼がなければならない、やむにやまれぬ理由があるのか?
ということ。
言い換えれば、なにがしかの理由でお金が必要だとして、
それを得るための手段はトレードでなければならないのか?
ということです。
トレードって、実は意外と難しいんですよ?
技術そのものが極めて難しい、というわけではないですが、
その技術を使いこなすことがなぜかできない・・・
詳しいことはまた改めて書こうかなと思いますが、
技術の多くが人の本能に逆らうことだからです。
頭で分かっていてもなぜかできない、ってやつですね。
お金を稼ぐ手段ならトレード以外にもいろいろあると思います。
ネットビジネスだったり、不動産投資だったり、
地道にアルバイトをしてもいいし、
いっそ今の仕事に注力して昇進・昇給を狙う、
という道もあるかもしれません。
もちろん他の道が簡単だというつもりはありませんが、
トレードの世界は、参入障壁は極めて低い
(口座を開いて入金し、発注ボタンをクリックするだけ)ですが、
勝ち組になれるのは1割程度であり、
下手をすると財産を失ってしまう危険なところです。
いろいろな道があるなかで、
どちらかといったら、いばらの道です。
それを知ったうえでも、
自分は絶対にここで成功する、
と覚悟を決めることができるのか?
というところからまずはスタートです。