大事なことは地味で面倒

前の記事で、手法も大事だが、
ベーシックな力をつけることも大事
ということを書きました。

 

トレードについての学習もそうですが、
売買記録の作成、分析、検証といった作業など、
続けていくことで、だんだん見えてくるものがあると思います。

 

売買記録というのも軽視されがちで、
付けていない人も多いと聞きます。

証券会社の.売買履歴や検証ソフトで分かる、
と考えるのかもしれませんが、
自分でつけることでそこに向ける意識が全然違ってきます。

 

システムトレードであれば、売買ルールどおりに
執行できているか見ることも必要でしょうし、
もし、できていなければその理由も明記します。

 

スリッページのせいなのか?
信用規制のせいなのか?
はたまた、自分がルールに従えなかったのか?

 

それによって改善すべき点も見えてきます。

 

ですが、やらない人が多い。

 

それはなぜかといえば、面倒だから。

 

こういった地味な作業って、面倒くさいですよね。

 

それに、どんな効果があるのかもよくわからないでしょうから、
なおさらヤル気が出ないと思います。

 

ただ、野球やサッカーなどのスポーツでも
実際にボールを使ってプレーする前に、
ランニングや筋トレなどで体を鍛えますよね。

 

そういったトレーニングはやはり面白くなくて面倒です。
できればやりたくありません。

 

でも、しっかりやっておかないと体力的にもたなくて
試合では使い物にならないわけです。

 

ベーシックな力をつけるのって、地味で面倒なんですね。
トレードでも同じだと思います。

 

では、面倒なことを続けていくにはどうするか?

となったときに、気合いとか根性とかってなりがちなのが日本人。

 

でも、ほとんどの人はできませんから。

 

だって、本心ではやりたくないと思っているんですから、
無理にやっても続くわけがありません。

 

さきほどのスポーツの例であれば、
自分は面倒でやりたくないと思っていても
コーチや先輩といった他の人の監視があるので
続けられる確率が高くなりますが、
トレードは基本的に自分一人で意思決定するので、
まず、続けられないでしょう。

 

でもそれは恥ずべきことでもなんでもないです。
人の意志なんて実はものすごく弱い。

 

なので、無理をせず少しずつ習慣化していけばよいかと。

習慣化の方法

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