手法も大事ですが
このブログでは(ツイッターの方でもそうですが)
習慣化がどうしたとか、自律する力をつけるとか、
トレードブログっぽくない記事をよく書いています。
これからトレードを始めようという人が読んだら、
「なに言ってんの?」となるのかもしれませんね。
ただ、ある程度トレードを続けてこられた方なら
理解してもらえると思うのですが、
トレードって、けっこう地味な作業の繰り返しなんですよね。
この世界に入るときは、
チャートを見ながら大きな資金を動かして
派手に稼いでいく、
そんなイメージを抱いていたりするのかもしれません。
でも、実際にやってみると・・・
もちろん、人によって違いはあるでしょうが、
システムトレードであれば翌日(もしくは当日)の
仕掛けや手仕舞いのサインを確認し、
発注を行います。
また、引け後には取引の記録をつけたり、
売買ルールに異変が起きていないかを分析したり、
新たな売買ルールの検証をしたりします。
裁量トレードの場合ですと、システムトレード以上に
人によってやり方が違うかもしれませんが、
何らかの条件で銘柄をスクリーニングし、
チャートの形などから仕掛けと損切りポイントを決め。
そこから逆算して仕掛け株数を決めていく。
そんなところがオーソドックスなやり方かなと思います。
そして、引け後に記録や分析、検証をするのは
システムトレードと変わりません。
そんなことを日々資金変動のストレスに耐えながら
継続していくわけですね。
雨にも負けず、風にも負けず、
暴落の激しさにも負けない・・・
そういうトレーダーになるためには、
日々の地道な作業やトレードの勉強を
続けていくしかありません。
それには、やはり習慣化することが重要ですし、
自律する力を育てることも重要だと思うわけです。
トレード手法も大事ではあるのですが、
ほとんど何もせずに儲けられるような
万能な手法なんていうものはおそらく存在しません。
世の中に出回っているような手法であっても
利益を上げることは可能であり、
むしろ、手法を使いこなすための力を持つことが
重要ではないか、と思うわけです。
それが、継続するための習慣化であったり、
自律するための力であったり、
そういうベーシックな部分なんだと思います。