焦り(あせり)

自分のトレード歴の中で、

あまりうまくいっていなかった初期の頃のことを

振り返ってみると、一つのキーワードに集約されます。

それは・・・

 

「焦り」

 

当時の自分を振り返り、

かつ今の自分なら当時の自分に何て声をかけるか、

考えてみました。

 

 

相場で食っていく、と意気込んで参入するも、

なかなか利益が出せなくて「焦る」。

 

最初からうまくいくほど甘くないですよ。

別に相場で稼がなきゃいけない義務なんかないんだから、

時間をかけて学べばいいでしょう?

 

 

どうやったら勝てる売買ルールを作れるのか分からなくて「焦る」。

 

常に勝てる売買ルールなんてそもそも存在しないでしょう。

 

 

必死に作りこんだ売買ルールでトレードするも、

なぜかバックテストどおりに勝てず「焦る」。

 

過去と全く同じ未来なんて来るわけないでしょう。

そんなに必死になって過去に合わせてどうするの?

 

 

損失が続き、取り返さなきゃと「焦る」。

 

どんな売買ルールだって損失が続くときはあります。

それに損失は単なる経費であって、取り返すようなものじゃないですよ。

 

 

日中、日経平均が爆下げしているのを見て「焦る」。

 

暴落なんてよくあること。

そんなに気になるなら、ポジション落としましょうよ。

 

 

早く勝てる売買ルールを作って取引しなきゃと「焦る」。

 

相場はこれからも存在しているでしょうし、

いつでも参入できますよ。

 

 

ネットなどで、億とかを稼いでいる人の話を見て「焦る」。

 

比較して意味があります?

与条件が違いすぎるんだし。

そもそも、その人と勝負しているわけじゃないでしょう。

 

 

 こんなものでしょうか。

 

いやぁ、焦ってばかりですね。

 

よく生き残れたもんだと思います。

 

焦ってしまうと、何とかしなきゃという思いが強すぎて、

視野が狭くなり、思考がストップします。

 

そういう状態の時にやりがちなことというのが・・・

 

「1日わずか10分の作業で月収○○万円!」

 

という類の教材・商材に手を出すことです。

 

そういった商材のすべてがダメだというつもりはありませんが、

まぁだいたいは・・・ね。

 

 

焦りの感情とトレードの成績は反比例、

トレーダーっぽい言い方をすれば、逆相関になっていて、

焦りがなくなるにつれて成績もよくなっていきました。

 

では、私は「焦り」という感情のワナからどうやって抜け出したのか?

 

実は、いつのまにか。。。というのが正直なところです。

 

ですが、それでは何の参考にもならないので、

何か要因というか、きっかけみたいなものがなかったかな?

と考えてみたところ、3点ほど浮かんできました。

 

と、いうわけで、次回その3点について書いてみたいと思います。

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