稼ぐ手段はトレードしかないのか?
このとろ、少々辛口のツイートに多くの反応をいただいております。
例えば・・・
「場中を見ない(見れない)トレーダーが
日中、ポジションが気になって仕方がないとしたら、
リスクの取り過ぎですね。
最小のポジションでも気になってしまうようなら、
手法が自分に合っていないか、もしくは
単にトレーダーに向いてないかもです。
慣れもありますけどね。」
「トレードは市場という名の戦場でマネーを奪い合う戦争です。
一度戦場に足を踏み入れれば、プロだろうと初心者だろうと関係ありません。
初心者だからって誰も手加減はしてくれません。
そんなことも知らずにノコノコとこの戦場に入ってくる人のことを
「カモ」といいます。」
それに前回の記事も少々皮肉っぽい書き方でしたね。
ここ最近の株式市場は、いわゆるハイボラ相場が続いています。
この乱高下の中で、不安や恐怖を感じた人もいるでしょうし、
大きな損失を出して落ち込んだ人や、
もしかしたら再起不能のダメージを負って
退場してしまった人もいるのかもしれません。
ですが、ここはどうしても冷たい言い方になってしまうのですが、
誰のせいかといったら、自分のせい、としか言いようがありません。
暴落・急騰なんて過去にいくらでもあります。
であれば、これからも当然起こりうるわけで、
それを前提としてトレードする必要があります。
もし再起不能のダメージを負ってしまったのだとしたら、
リスク管理が甘かったか、やり方が悪かったか、
あるいは考えていなかったからでしょう。
残念ながら認識が甘すぎたのです。
相場って、とても素晴らしいもので、
誰に対しても無限の可能性を提供してくれています。
ですが、決して、空き時間に片手間で、
とかいうことが通用するような世界ではありませんし、
むしろ自分なりのスタイルを作り上げるために
それ相応の時間や労力を必要とします。
長く稼いでいきたいと思ったら、
それなりの覚悟を持って取り組んでいく必要があります。
私も相場に関わる者の一人として、
相場に参加する人が増え、市場が活況になることは
とてもよいことだとは思いますが、
安易な気持ちで参加して大けがする人が増えてしまうのも
いかがなものかと思います。
今の時代、お金を稼ぐ手段はトレード以外にもたくさんあります。
これからトレードを始めようと考えている人、
あるいは再起を図ろうと考えている人は、
お金を稼ぐ手段として、なぜトレードでなければならないのか、
改めて考えてみては、と思います。