株はとこで売買するのか?
今回も基本的な話を書いてみます。
いざ、株の取引を始めてみよう、と思ったとして、
さて、いったいどこで株の売買取引をするのでしょうか?
それにはまず「証券会社」に あなたの口座を開設する必要があります。
口座を開設したら、お金を振り込みます。 基本的にはこれだけです。
あとは実際に注文を出すだけ。 簡単ですね。
基本的にネット証券であれば、どこも手数料は低めですし、
口座の開設に経費はかからないのがほとんどですので、
あなたの好みで選んでもよいとは思います。
一応、選ぶ際の基準を挙げるとすれば、
やはり手数料の安さと約定力の高さ、
それと発注方法の多彩さでしょうか。
短期売買を繰り返す手法の場合、
やはり手数料の負担はバカにできません。
約定力の高さは、特に逆指値を使う場合に重要です。
逆指値などの注文方法については、別途説明しますが、
約定力が低い証券会社の場合、逆指値注文をすると
逆指値していた価格より不利な価格で約定する
(スリッページが発生する)ことが多くなります。
例えば、勢いよく上昇する銘柄を買うような戦略で、
銘柄Aが100円を超えたら仕掛ける(101円での逆指値)とした場合、
実際にAの株価が思惑通り上昇して101円に達したとします。
ここで買い注文が出されるわけですが、
101円で約定するかというと 必ずしもそうではないわけです。
銘柄Aの値動きの大きさや売買代金など様々な要素が絡みますが、
証券会社のシステムが弱いと101円ではなく、
105円とか 110円とか、最悪の場合、
ストップ高での約定になったりすることもあります。
(その日はストップ高以上には上がらないわけですから、
その日のうちに利益がでる可能性は0になりますね・・・)
なので、スリッページが発生する可能性のある逆指値を使う場合は、
約定力の高い証券会社を使った方がよいと思います。
あまりピンと来ないかもしれませんが、
1取引で何万円レベルの差がでたりしますので。
では具体的にどこがよいのか、という話ですが、
この辺りはいずれ別の機会にでもと思っております。
まぁご自分でいろいろと検索されてみれば、
自ずと絞られてくるとは思いますが・・・
次に、取引できる時間帯ですが、
東京証券取引所の場合、
前場9:00~11:30 後場12:30~15:00 となっています。
ただし、これは注文が執行される時間帯でして、
発注自体は取引時間前(前日の夜も)でも可能です。
土日祝日、大晦日及び年始3日間は休業日になります。
(発注自体は可能ですが、証券会社のシステムが
メンテナンス中になることもあります。)
なお、現物株式の取引であればすぐに始められると思いますが、
レバレッジの効く信用取引については、
口座開設時に投資経験等を問われたり、
証券会社から電話で質問されたりすることもあるので、
最低限度の知識は身につけておきましょうね。